相続Q&A
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全員参加しないと遺産分割協議は無効となるとのことですが、全員が一同に会してその場で協議しなければ無効になるということですか?
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回答 いいえ、必ずしも相続人全員が一堂に会して協議する必要はありません。 離れていても、個別に連絡を取り合い、最終的に全員が同意すれば有効な遺産分割協議となります。 解説 「全員参加」とは、「全相続人が合意に関与すること […]
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全員が参加していない遺産分割協議は有効ですか?
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回答 有効ではありません。 遺産分割協議は、相続人全員が参加し合意して初めて成立します。一人でも参加していない相続人がいれば、その協議は無効となり、再度全員でやり直さなければなりません。 解説 理由としては、遺産分割協議 […]
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【よくあるケース】法定相続分や範囲についてのお役立ち情報
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法定相続人に関する基礎知識でお伝えした内容は、以下のようなケースにて役立ちます。 1. 長男が父の財産を独占しようとしている場合 Q. 父が亡くなり、長男が「父は自分にすべてを任せると言っていた」と言って財産を独占しよう […]
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法定相続人に関する基礎知識
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1. 法定相続人とは何ですか? 法定相続人とは、民法で定められた相続権を持つ人のことを指します。具体的には、被相続人(亡くなった方)の法律上の配偶者と一定範囲の親族が該当します。 2. 法定相続人の範囲と順位を教えてくだ […]
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特別受益財産の評価額はどの時点のものですか?
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回答:特別受益とされた財産の評価は、相続開始時点の価額で行われます。 例えば、8年前に3000万円の不動産の贈与を受けていた場合、相続開始時点の時価で計算をすることになります。 また、特別受益とされた財産について、相続開 […]
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特別受益に該当するものはどのようなものがありますか?
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特別受益とは、 ① 被相続人から、遺言によって譲り受けた財産 ② 被相続人の生前に、婚姻や養子縁組のために贈与を受けた財産 ③ 生計の資本として贈与を受けた財産 をいいます(民法903条1項)。 遺産の前渡しにあたるよう […]
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相続人ではなくても寄与分を主張することはできますか?
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回答:相続開始の時期が2019年7月1日より前か、後かによって、主張することができるかどうかが変わります。 (1)相続開始時期が2019年6月30日以前 2019年7月1日に改正相続法が施行されました。改正前(2019年 […]
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寄与分が認められるのはどのような場合ですか?
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回答:被相続人の事業に関する労務の提供又は財産上の給付がある場合、また被相続人の療養監護をしていた場合 寄与分制度とは、共同相続人の中に、被相続人の財産の維持または形成に特別の寄与、貢献をした者がいる場合に、そのような貢 […]
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遺言がない場合、財産はどうやって分けるのでしょうか?
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回答:遺言書がない場合には、法定相続人全員で遺産分割協議を行うこととなります。 当事者間の協議でもまとまらない場合には、家庭裁判所に遺産分割調停を提起し、家庭裁判所の調停委員に間に入ってもらって、裁判所で話し合いを行いな […]
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遺言の内容と異なる遺産分割はできるのでしょうか?
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回答:相続人全員の合意があれば、遺言の内容と異なる遺産分割を行うこともできます。 例えば、「長男にすべての財産を相続させる。」という遺言があった場合に、長男がたった1人の弟(相続人は兄弟2人のみとします)と不仲になること […]