相続Q&A
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特別受益財産の評価額はどの時点のものですか?
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回答:特別受益とされた財産の評価は、相続開始時点の価額で行われます。 例えば、8年前に3000万円の不動産の贈与を受けていた場合、相続開始時点の時価で計算をすることになります。 また、特別受益とされた財産について、相続開 […]
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特別受益に該当するものはどのようなものがありますか?
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特別受益とは、 ① 被相続人から、遺言によって譲り受けた財産 ② 被相続人の生前に、婚姻や養子縁組のために贈与を受けた財産 ③ 生計の資本として贈与を受けた財産 をいいます(民法903条1項)。 遺産の前渡しにあたるよう […]
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相続人ではなくても寄与分を主張することはできますか?
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回答:相続開始の時期が2019年7月1日より前か、後かによって、主張することができるかどうかが変わります。 (1)相続開始時期が2019年6月30日以前 2019年7月1日に改正相続法が施行されました。改正前(2019年 […]
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寄与分が認められるのはどのような場合ですか?
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回答:被相続人の事業に関する労務の提供又は財産上の給付がある場合、また被相続人の療養監護をしていた場合 寄与分制度とは、共同相続人の中に、被相続人の財産の維持または形成に特別の寄与、貢献をした者がいる場合に、そのような貢 […]
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遺言がない場合、財産はどうやって分けるのでしょうか?
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回答:遺言書がない場合には、法定相続人全員で遺産分割協議を行うこととなります。 当事者間の協議でもまとまらない場合には、家庭裁判所に遺産分割調停を提起し、家庭裁判所の調停委員に間に入ってもらって、裁判所で話し合いを行いな […]
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遺言の内容と異なる遺産分割はできるのでしょうか?
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回答:相続人全員の合意があれば、遺言の内容と異なる遺産分割を行うこともできます。 例えば、「長男にすべての財産を相続させる。」という遺言があった場合に、長男がたった1人の弟(相続人は兄弟2人のみとします)と不仲になること […]
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遺産分割にはどんな方法があるのでしょうか?
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回答:遺産分割の方法として以下の4つがあります。 ①現物分割②換価分割③代償分割④共有分割 ①現物分割とは、1つ1つの財産をだれが取得するのか決める方法です。例えば、自宅については長男が相続する、アパートについては次男が […]
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相続人の中に行方不明者がいる場合はどうなるのでしょうか?
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回答:遺言書があればその遺言書の内容にしたがって分けていけばいいですが、遺言がない場合には、相続人全員の合意が必要となります(遺産分割協議)。 もっとも、相続人の中に行方不明者がいる場合には、その人を含めて協議することが […]
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相続人の中に未成年者がいる場合はどうなるのでしょうか?
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回答:遺言書があればその遺言書の内容にしたがって分けていけば良いのですが、遺言がない場合には、相続人全員の合意が必要となります(遺産分割協議)。 相続人の中に未成年者がいる場合には、法定代理人である親権者(父母など)が未 […]
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相続人の中に認知症の者がいる場合はどうなるのでしょうか?
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回答:遺言書があればその遺言書の内容にしたがって分けていけば良いのですが、遺言がない場合には、相続人全員の合意が必要となります(遺産分割協議)。 もっとも、相続人の中に認知症で判断能力が低下している人がいると、遺産分割協 […]